アシックス、3年後にらむスタートアップを募集開始 来年6月にデモデイ

【神戸経済ニュース】スポーツ用品大手のアシックス(7936)は20日、スタートアップ企業との事業連携をめざす「ASICS Accelerator Program 3.0(アシックス・アクセラレーター・プログラム3.0)」で、スタートアップ企業の募集を始めたと発表した。「3年後のスポーツ」をテーマに、具体的な商品やサービスのアイデアを募集し、アシックスとの事業連携によって新たな価値を生み出したい考えだ。2022年2月14日まで参加企業を募集し、最終的には来年6月に予定するデモデイで、事業連携先としての採用を判断する。

 アシックスがスタートアップ企業からアイデアなどを公募する事業は欧州を中心に過去2回開催した「TENKAN-TEN(テンカンテン)」と、日本で19年と21年に実施した「アシックス・アクセラレーター・プログラム」に続き5回目になる。19年に実施したプログラムでは、ランナーの足の動き方を感知して、リアルタイムで音声のコーチングを受けられるスマートシューズ「EVORIDE ORPHE(エボライドオルフェ)」を共同開発し、20年7月に発売した経緯もあった。スタートアップが持つ柔軟の発想や先進技術を、協業によって取り入れる。

 募集対象は設立からおおよそ10年以内で、応募時点で法人登記が完了しており、商品がすでに存在するか、サービス開発のめどが立っている企業とした。応募締め切りからデモデイや協業への道のりなどについては、アシックス・アクセラレーター・プログラム3.0の公式ホームページに決まり次第掲載する。希望するスタートアップ向けには、テレビ会議システムを使って開催する説明会で開催する予定もある。事業連携に採用するのは4社程度を想定しているという。

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