久元神戸市長、王子公園「市民としては変わってほしくないが」再整備に理解求める

20211218久元市長

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長(写真)は18日開いたネットモニターとの対話フォーラムで、なぜ大学を誘致するのか、との灘区在住のネットモニターの質問に「神戸全体のことを考えたら、どうしたら若者に神戸に来てもらえるのか、神戸で働いてもらえるのか、神戸で学んでもらえるのか、神戸で暮らしてもらえるのか、というのは都市経営全体からみたら必要なこと」と説明し、理解を求めた。王子公園の再整備は、王子動物園の老朽化に伴う設備更新が起点になったのも改めて説明した。

 久元市長は王子動物園について「園舎が非常に古い。そして狭い。動物にはやさしくない園舎」と指摘。パンダ舎を除いては「動物にやさしいとはいえない」と指摘した。一方で、動物園の潮流は「動物が、できるだけもともと暮らしていた生息環境に近い形で暮らせるような」工夫をするケースが増えていることから、「いまのまま置いておくというのは具合が悪い」と述べた。

 王子公園の再整備については意見募集を実施中であることに触れたうえで「いまのままの姿がいい、大学誘致は疑問という意見もあると思う」「わたしも子供のときから愛着があって、住んでいた新開地から市電に乗って王子動物園で遊んだのはすごくなつかしい」と語った。さらに「市民の1人としては、あのまま変わってほしくないが」と断ったうえで、施設の老朽化や、整備当時との社会情勢の変化に対応し、「どう新しい時代にふさわしい整備をしていくのかということを、ぜひみんなで考えていきたい」と話していた。

 ネットモニターは、神戸市の施策に関するアンケート調査にネットを通じて回答することに応じた神戸市の住民。12月17日時点で約5200人が登録している。今回の「ネットモニターとの対話フォーラム」ではネットモニターの希望者から抽選で選んだ23人が出席。約1時間40分の間に16人が質問し、すべての質問に久元氏が回答した。

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