兵庫・大阪連携会議、第1回は新西宮ヨットハーバーで26日 両知事が会談
- 2021/12/17
- 19:59
【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事は17日の定例記者会見で、大阪府の吉村洋文知事と定期的に会談する「兵庫・大阪連携会議」の第1回を26日に新西宮ヨットハーバー(西宮市)で開催すると発表した。両府県から連携の意義と連携項目案を提案したうえで、意見交換する予定だ。兵庫県からは片山安孝副知事と小橋浩一・新県政推進室長が、大阪府からは山口信彦副知事と大中英二・政策企画部長がそれぞれ同席する。終了後に記者会見する。
斎藤知事は同会議の開催頻度について「年に2回程度を想定している。上半期と下半期に1回ずつ」との意向を述べた。議題は観光振興、産業振興の連携になる見通し。産業振興については「スタートアップや医療も含め」て幅広く議論するとの見通しを述べた。新西宮ヨットハーバーを会場に選んだのは「県が整備した海の活性化の象徴的な施設」であるため。「兵庫の魅力と多様性を両知事が認識し合う」のが今回のテーマの1つという。
2022年3月の西宮市長選には現職の石井登志郎市長のほか、維新も候補を擁立する姿勢を見せている。斎藤知事は自民と維新の両党から推薦を得て兵庫県知事に当選した経緯から、維新の副代表である吉村氏との連携が順調であるほど、自民の候補者の逆風になりかねないとの指摘がある、と記者が質問すると斎藤氏は「大事なのは政治的なスタンスよりも、兵庫県にとって何が大事かということを捉えながら知事として仕事をすること」と語った。
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