11月の神戸港、輸出額が2カ月ぶり過去最高 原油高・円安で金額上昇

20211118貿易統計

【神戸経済ニュース】神戸税関が16日に発表した11月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入総額は前年同月比30.9%増の8330億円だった。11月としては過去最高を記録した。原油高と円安に押し上げられ、輸入額が2カ月ぶりに過去最高を更新。輸出額も高水準で、輸出は11月として過去最高になった。

 輸入額は前年同月比38.6%増の3287億円だった。鉱物性燃料が前年同月比5.8倍の104億円と増加した。有機化合物は2.2倍の180億円。鉱物性燃料、有機化合物ともに11月では過去最高の輸入額だった。衣類および同付属品の輸入も52%増の257億円と増加した。中国から、ASEAN(東南アジア諸国連合)から、さらに中国とASEANを含むアジアからの輸入はそれぞれ月間で過去最高になった。

 輸出額は26.3%増の5042億円。建設用・鉱山用機械の輸入額が50.8%増の357億円、無機化合物が55.9%増の208億円、非鉄金属は38.3%増の220億円で、いずれも11月として過去最高になった。中国向けには半導体製造装置の輸出も伸びた。

 11月の平均為替レートは1ドル=113円95銭と、前年同月に比べ9円27銭の円安・ドル高。全国の輸出入総額に占める神戸港のシェアは、前月比0.5ポイント低下の5.3%だった。

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