改装中の神戸ポートタワー、神戸ゆかりのモチーフ投影 1月14日から足場に

20211216ポートタワー

【神戸経済ニュース】神戸市と外郭団体の神戸ウォーターフロント開発機構は16日、改装のために組む足場で神戸ポートタワーを覆う期間を利用して、ポートタワーの足場に映像を投影する「プロジェクションマッピング」を開催すると発表した。2022年1月14日から、工事が進展して足場が不要になるまでの約1年間に実施する。22年1月14日から同年春ごろまで投影する第1弾のプログラム「One and only」は、オブジェ「フィッシュ・ダンス」にちなんだコイ、「神戸市民の花」であるアジサイなど、神戸ゆかりのさまざまなモチーフが登場する。(イメージ図=神戸ウォーターフロント開発機構提供)

 投影する映像は神戸に関連したものだけでなく、縦長の投影面に合わせて高さ70メートルの巨大なマネキンが登場するなど、変化に富んだ内容になるという。世界遺産などにも投影した実績のある企画会社のシムディレクト(東京都千代田区)と、映写機メーカーのタケナカ(東京都港区)が映像を制作した。伝統とストリートカルチャーを融合した作風で知られるアーティストのBAKIBAKI(バキバキ)さんのグラフィックも現れる。

  プロジェクションマッピングは午後7時から午後10時までの毎正時(00分)と30分の1日に7回。約6分間の内容だ。投影面は1月14日時点で高さ約40メートル、2月ごろには約80メートルになる予定。メリケンパーク側に映写機を設置して投影するため、メリケンパークから美しく見ることができる。このほか日没〜午後11時半で、映像を投影しない時間帯には、足場のライトアップを実施。カラーLEDを光源にして照射する予定で、イベントや季節によって色を変えられるようにした。

 さらにポートタワーのリニューアルをきっかけに、23年春にかけて「神戸ウォーターフロント・アートプロジェクト」を展開する。ポートタワーへの映像投影に加えて、海外アーティストを起用した大規模イベントや、多くの人が参加できるアートイベントなどを計画しているという。

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