三宮・大和証券跡にオフィスビル、神戸市が促進制度の第1号に認定

20211216大和証券神戸ビル

【神戸経済ニュース】神戸市は15日、大和証券グループ本社(8601)傘下の大和証券ファシリティーズが大和証券神戸支店の跡地に建設するオフィスビル「大和証券神戸ビル(仮称)」を、「オフィスビル建設促進制度」の第1号に認定すると発表した。土地と建物の固定資産税と都市計画税を5年間、半額に軽減する。新築するビルは地上10階・地下1階の予定で、1階に店舗、2階以上はすべて貸しオフィスになる。2023年11月に完成する予定だ。

 神戸市中央区三宮町1にあった大和証券神戸支店の店舗が4月に神戸三宮阪急ビルに移転したのを機に、同社グループが店舗の跡地を再開発する。現時点で店舗は新築するビルに入居しない計画で、2階以上のオフィスは全て賃貸するとみられる。延べ床面積は約5916平方メートルを予定する。(図は完成後のイメージ、神戸市の発表資料より=実物とは異なる場合がある)

 神戸市はオフィスビル建設促進制度は2020年4月1日に施行。三宮、元町、神戸、新神戸、ポートアイランド、六甲アイランドなど神戸市が定めた「広域型都市機能誘導区域」に延べ床面積3000平方メートル以上のオフィスビルを建設する際に適用する。賃貸オフィスの面積が全体の25%以上で、住宅や政治団体・宗教活動で使う面積が全体の50%以下であることを条件に、土地と建物の固定資産税・都市計画税を3年間、半額に軽減。三宮、元町など「都心機能誘導地区」では5年間軽減する。

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