関西エアポートの4〜9月期、最終赤字158億円 神戸空港は黒字1億円

20211215関西エア

【神戸経済ニュース】関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港、神戸空港の関西3空港を運営する関西エアポート(大阪府泉佐野市)が15日に発表した2021年4〜9月期の連結決算は、最終損益が158億円の赤字(前年同期は178億円の赤字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた航空需要の低迷で、主力の国際線の着陸料が伸び悩んだ。ただ前年同期に比べて発着回数は増加したうえ、人件費などのコスト削減も進展し、赤字幅は縮小した。

 売上高に相当する営業収益は前年同期比15%増の307億円だった。新型コロナ発生直後である前年同期との比較では3空港合計の発着回数が24%増、旅客数は43%増加した。ただ19年4〜9月期との比較では大幅減の状況で、回復は限定的。海上物流の混乱を受けた貨物の航空シフトや、ワクチン輸送需要もあって国際貨物便は過去最高の便数を記録したが、補えなかった。国内線はワクチン接種率の上昇に伴い、足元で徐々に回復しているという。

 神戸空港を運営する子会社の関西エアポート神戸(神戸市中央区)の単独決算は、最終損益が1億円の黒字(前年同期は1億円の赤字)だった。前年同期に比べて国内線の便数や旅客数が回復したことで、増収になった効果があった。修繕計画の変更に伴う引当金の戻し入れ益も寄与。関空、伊丹同様にコスト削減にも取り組んだ。営業収益は25%増の10億円、現金収支の指標である利払い・税引き・償却前利益(EBITDA)は前年同期比25%増の5億円だった。

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