monoAIの1〜9月期、最終赤字1億2400万円 大型イベント減少で減収
- 2023/11/12
- 05:56
- 業績・株式
【神戸経済ニュース】イベント用仮想空間「メタバース」の開発・運営を手掛けるmonoAI technology(モノアイテクノロジー、5240)が10日に発表した2023年1〜9月期の連結決算は、最終損益が1億2400万円の赤字(前年同期は4000万円の黒字)だった。「メタバースサービス」の主力取引先の大型イベントが減少したことで減収になった。周辺サービスの増収や、原価の圧縮などで補えなかった。 売上高は18%減の8億9900万円、営業損...
六甲バターの1〜9月期、税引き益73%減 原料高で採算悪化も黒字確保
- 2023/11/12
- 05:11
- 業績・株式
【神戸経済ニュース】チーズ大手の六甲バター(2266)が10日に発表した2023年1〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比73%減の5000万円だった。原料チーズの国際価格が上昇したうえ円安で仕入れコストが上昇した影響を受けた。ただ値上げによって採算は改善。値上げ後の需要喚起にも取り組んだことで、最終黒字を確保した。 売上高は9%増の325億円、営業利益は77%減の4000万円だった。事業部門ごとの売上高は、業務用...
トレーディアの4〜9月期、純利益10%減 海上運賃下落で混載事業が縮小
- 2023/11/12
- 04:32
- 業績・株式
【神戸経済ニュース】港湾運送のトレーディア(9365)が10日に発表した2023年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比10%減の2億2100万円だった。海上運賃の大幅な下落を受けて、混載(フォワーダー)事業が大幅に縮小したのが響いた。投資有価証券売却益1億900万円を特別利益として計上したが、補えなかった。 売上高に相当する営業収入は26%減の76億円、営業利益は61%減の8500万円だった。事業部門(セグメント)別の...
上組、今期純利益3%減に上方修正 下期も投資有価証券を売却計画
- 2023/11/12
- 03:22
- 業績・株式
【神戸経済ニュース】港湾運送大手の上組(9364)は10日、2024年3月期の連結純利益が前期比3%減の240億円になりそうだと発表した。従来予想の235億円から上方修正し、減益幅が縮小する。4〜9月期には投資有価証券売却益5億9000万円を特別利益として計上したが、10月以降の「下期にも同程度の投資有価証券売却を計画しており、その分の利益が上振れする見通しになった」(財務金融本部)という。 売上高に相当する営業収益は...
山陽電、今期純利益7%増に上方修正 鉄道・百貨店の見通し引き上げ増益に
- 2023/11/12
- 02:46
- 業績・株式
【神戸経済ニュース】山陽電気鉄道(9052)は10日、2024年3月期の連結純利益が前期比7%増の28億円になりそうだと発表した。従来予想である4%減の25億円から上方修正し、一転の増益見通しになった。鉄道の乗客数が想定を上回って推移しているほか、山陽百貨店の来店客数が増えて収入が従来想定を上回る見通しになった。電力を中心とした鉄道の動力費も、想定を下回って推移しているのも寄与する。 売上高に相当する営業収益は...
神戸天然物化の4〜9月期、税引き益43%増 医薬分野の出荷が好調
- 2023/11/12
- 01:46
- 業績・株式
【神戸経済ニュース】受託合成の神戸天然物科学(6568)が10日に発表した2023年4〜9月期の連結決算は、税引き利益が前年同期比43%増の4億4000万円だった。医薬分野の定常品、大型開発品の出荷がともに好調だったのが収益をけん引した。増収効果で増益。ディスプレー関連の在庫調整が続き、機能材料分野が減収になったのを補った。 売上高は24%増の33億円、営業利益は49%増の6億2800万円になった。事業分野ごとの売上高は、...
石光商事、10月の連結売上高が微増 コーヒー・飲料は前年割れ
- 2023/11/12
- 00:58
- 企業
【神戸経済ニュース】食品商社である石光商事(2750)が10日発表した10月の月次動向によると、連結売上高(速報値)は前年同月比0.3%増の50億600万円微増だった。3カ月連続で前年比増を確保したが、前月に続きコーヒー・飲料事業はコーヒーの販売価格下落の影響を受けた。外食向けの食品も回復が一巡したもよう。 石光商事単独で同月の売上高は前年同月比1.0%減の43億100万円だった。このうち事業部門別では、コーヒー・飲料事...
石光商事、今期純利益14%増に上方修正 外食向け採算改善で配当増額
- 2023/11/12
- 00:44
- 業績・株式
【神戸経済ニュース】食品商社の石光商事(2750)は10日、2024年3月期の連結純利益が前期比14%増の9億円になりそうだと発表した。従来予想の8億400万円から上方修正し、増益幅が拡大する。飲食店やホテルなど外食向けの需要が回復する中で、円安による仕入れ価格の上昇を転嫁した値上げも浸透。採算性改善で4〜9月期の業績が想定を上回ったのを織り込む。株式売却益およそ1億円を4〜9月期に特別利益として計上したのも寄...