ビオフェル4〜9月期、税引き益18%減 主力の整腸剤が好調で減益幅縮小

 ビオフェルミン製薬が29日発表した2019年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比18%減の11億円だった。主力の整腸剤「新ビオフェルミンS」の販売が好調で、同社の予想していた9億2000万円から減益幅が縮小した。競合品の発売を受けて広告宣伝費を増やしたのが奏功した。 売上高は8%増の62億円、営業利益は19%減の15億円だった。新ビオフェルミンSの販売が好調だったのに加え、医療用医薬品での前倒し納入があっ...

神戸税関、高性能の監視艇3代目「こうべ」就役式を開催 航続距離が3倍に

 神戸税関は29日、新造した中型の監視艇「こうべ」の就役式を神戸港中突堤旅客ターミナル(神戸市中央区)で開催した。瀬戸内海や太平洋沿岸など広域で実施する、税関の取り締まりなどに投入する。式典であいさつした大西靖・神戸税関長は「日本海、瀬戸内海、太平洋の長い海岸線と多数の不開港が点在する密輸リスクの非常に高い海域を管轄する神戸税関にとって、水際の取り締まりに税関監視艇の機動力は不可欠」と述べ、新造船へ...

アサヒHD、今期純利益13%増に上方修正 貴金属の回収量が上振れ

 貴金属リサイクルのアサヒホールディングスは29日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比13%増の102億円になる見通しだと発表した。従来予想は94億円だった。3期連続で過去最高益を更新する見込みだったが、増益幅がさらに拡大する見込み。主力の貴金属リサイクルで、回収量が想定を上回って推移しているうえ、主要な取り扱い品種である金とパラジウムの国際商品相場の上昇を受けて、販売価格の想定も見直した。...

アサヒHD、子会社フジ医療器株の60%を台湾社に売却 数年後の上場めざす

 アサヒホールディングスは29日、マッサージチェア大手で全額出資子会社のフジ医療器の株式のうち60%を、フィットネス機器を製造販売する台湾のジョンソンヘルステック(台中市)に売却することで同社と基本合意したと発表した。株式の売却額は現時点で67億円としたが、今後詰める。アサヒHDはフジ医療器株の40%を引き続き保有したうえで、数年後にはフジ医療器の株式上場をめざす。 ジョンソンヘルステックはフジ医療器の海...

久元神戸市長、燃料電池バスの導入に前向き 市議会本会議で答弁

 神戸市の久元喜造市長(写真中=神戸市議会が配信した動画より)は29日午後の神戸市議会本会議で、路線バスへの燃料電池バスの導入について「なんとか導入できないか、模索をしていきたい」と述べ、前向きに検討する方針を示した。神戸市内の水素ステーションの整備状況などから、現実的な方法はレンタルの燃料電池バスを投入することだとしながらも、「水素エネルギーの(利用で)トップを走りたい神戸市としては、レンタルで済...

石原ケミカルの4〜9月期、純利益9%減 電子部品業界の市況悪化が影響

 ハンダめっき液大手の石原ケミカルが29日発表した2019年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比9%減の6億3800万円だった。わずかながら増収を確保したが、スマートフォンや車載関連の半導体部品向けのほか、一般の電子部品向けめっき液の生産減が、19年1〜3月から続いた。投資有価証券の評価損と固定資産除却損で、1億円の特別損失を計上したのも響いた。 売上高は1%増の82億8500万円、営業利益は7%減の8億6100...

中国の孔駐日大使が神戸医療産業都市を視察 外国関連の視察が増加

 中国の孔鉉佑(こう・げんゆう)駐日大使(写真中)は29日午前、神戸医療産業都市を視察した。神戸医療産業都市推進機構の佐藤岳幸クラスター推進センター長(写真左)らが、神戸医療産業都市の取り組みや、かじ取り役としての推進機構の役割を説明した後、神戸キメックセンタービル(神戸市中央区)の10階にある展望室から約360社・団体が集まる神戸医療産業都市の全体を見渡した。 中国では2015年まで実施した「ひとりっ子政...

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