(動画)三宮で年末のイルミネーション始まる 「光の回廊」「クリスマスツリー」



【神戸経済ニュース】鉄道各社の三宮駅南側では19日、年末にかけて毎年実施しているイルミネーションが始まった。周辺の商業施設や銀行など14社で構成する「三宮駅南・光のデッキ回廊委員会」は「〜1000mの光の回廊〜KOBE LIGHT MESSAGE in 2021〜ECO ANGEL〜」をスタート。2008年に始まり、今年で14回目になった。昨年に続いて、主な部分の光を鮮やかな「青」で統一した。駅と周辺のビルなどを結ぶ、主要な4つの歩道橋が青い光に染まった。さらに今年はJR三ノ宮駅の駅ビル跡地にできた通路にも、新たに装飾を加えた。

 JR三ノ宮駅側からの歩道橋が接続する百貨店の神戸阪急では同日から、クリスマスツリーの点灯を始めた。高さ約8メートルの大きなクリスマスツリーと、「光の回廊」の明かりは午後5時半に一斉に点灯。明かりがともると、周辺を歩いている人や買い物客らから「めっちゃきれい」「幻想的」といった声が出ていた。クリスマスツリーの点灯時には、12月16日からの展覧会を控えて絵本のキャラクター「リサとガスパール」の着ぐるみも訪れた。

 「光の回廊」「クリスマスツリー」ともに、点灯する期間は12月25日まで。いずれも午後11時まで点灯する。初日の19日は、地球の影になって月が欠けたように見える「月食」とも重なった。月がほぼすべて地球の影になる140年ぶりの現象とあって、イルミネーションで装飾された歩道橋からスマートフォンを片手に、青い光に浮かぶ月を撮影する人の姿も見られた。密集を避けるねらいもあり、点灯式などは特に開かなかった。

 光の回廊の主催者である「三宮駅南・光のデッキ回廊委員会」を構成する14社は、幹事会社が神戸地下街、阪急阪神百貨店、神戸新聞社、神戸新聞会館(ミント神戸)の4社。委員会社が神戸交通振興、神戸国際会館(SOL)、神戸新交通、サンシティビル、竹中工務店、西日本旅客鉄道(JR西日本)、阪急電鉄、阪神電気鉄道、丸井、三井住友銀行の10社。兵庫県、神戸市、神戸商工会議所が後援する。

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