キムラタン、今期最終赤字2億3500万円に下方修正 夏場の販売苦戦で

20211111キムラタン

【神戸経済ニュース】ベビー・子供用品のキムラタン(8107)は10日、2022年3月期の連結最終損益が2億3000万円の赤字(前期は4億1600万円の赤字)なりそうだと発表した。従来予想である500万円の黒字から、一転して最終赤字の見通しになった。7〜9月期は新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が都市部を中心に発令されたことで、外出自粛の影響を受けたのを通期予想に反映する。8月にかけての天候不順で夏物医療が苦戦したのも響いた。

 売上高は4%減の45億円、営業損益は2億1000万円の赤字(前期は4億3700万円の赤字)を見込む。売上高は従来予想の47億円から一転して減収、営業損益も従来の2000万円の黒字から赤字に転じた。不採算店の閉鎖などによって店舗経費が減少するなど支出は減らしたが、販売が苦戦して減収になった影響が大きかった。

 同時に発表した21年4〜9月期の単独決算は、最終損益が3億円の赤字(前年同期は2億7400万円の赤字)だった。アパレル事業を中心に売上高が想定通りに伸びなかったのが響いた。売上高は前年同期比14%減の18億円、営業損益は2億9400万円の赤字(前年同期は2億8900万円の赤字)になった。

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