カルナバイオ、中国で血液がん治療薬の特許取得へ バイオノバに供与

神戸経済ニュース】創薬ベンチャーのカルナバイオサイエンス(4572)は、新たな血液がん治療薬として開発を進めている薬剤「AS-1763」について、中国の国家知識産権局(日本の特許庁に相当)から特許査定通知を受け取ったと発表した。特許査定通知を受け取ると、特許料を支払うことで特許権が発生する。4日付で発表した。

 「AS-1763」については、医薬品開発のバイオノバ・ファーマシューティカルズ(中国・上海市)との間でライセンス契約を結んだと昨年3月に発表。中国と台湾で開発・販売する権利を、バイオノバに供与した。開発の進ちょくに応じてカルナバイオが最大約2億500万ドル(約215億円)を受け取る計画を明らかにしていた。

 中国と台湾以外の開発・販売権は引き続きカルナバイオが持つ。カルナバイオは「AS-1763」について独自の臨床試験(治験)をオランダで実施している。

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