兵庫県の県内旅行キャンペーン、ネット予約も利用可に 料金割引・クーポン配布
- 2021/11/02
- 21:25
【神戸経済ニュース】兵庫県は2日、県内旅行を振興して新型コロナウイルスで打撃を受けた宿泊施設などを支援する「ふるさと応援!ひょうごを旅しようキャンペーン」を12日から本格実施すると発表した。8日以降は12日宿泊分以降の県内宿泊を、ネット旅行会社から予約してもキャンペーンの対象になる。宿泊施設に直接、または旅行代理店での予約も引き続き対象で、旅行・宿泊代金に応じて代金の割り引きやクーポン配布などを実施。12月31日まで実施する。
キャンペーンの利用要件も緩和する。現在はキャンペーンを活用して旅行の支援を受けるには、「ワクチン2回接種済み、同居人で原則4人以下」としているが、こうした制約もなくす。新型コロナの感染防止を目的に、兵庫県は「引き続きワクチン接種を済ませたうえで少人数での利用を推奨する」としているが、事実上は団体旅行でのキャンペーン割引活用を解禁した形になった。対象宿泊施設は感染対策を済ませた「ひょうご安心旅」参加店舗、クーポンが利用できる飲食店は「認証店」とした。
「ひょうごを旅しようキャンペーン」の事前(プレ)実施が始まった10月14日から12月31日の期間中に、すでに19万9000泊のキャンペーンを活用した宿泊または予約が入った。宿泊金額の総額は36億7000万円になる。これとは別にクーポン券の配布もある。兵庫県の新型コロナ独自対策が終了した10月22日以降も新規感染者数が減少傾向であることなどから、本格実施に移ると判断した。再び感染者数や病床使用率が増加・上昇した場合、新規宿泊予約の停止やキャンペーンを全面停止する目安も設けている。
「ひょうごを旅しようキャンペーン」の事前(プレ)実施が始まった10月14日から12月31日の期間中に、すでに19万9000泊のキャンペーンを活用した宿泊または予約が入った。宿泊金額の総額は36億7000万円になる。これとは別にクーポン券の配布もある。兵庫県の新型コロナ独自対策が終了した10月22日以降も新規感染者数が減少傾向であることなどから、本格実施に移ると判断した。再び感染者数や病床使用率が増加・上昇した場合、新規宿泊予約の停止やキャンペーンを全面停止する目安も設けている。
8日から(12日宿泊分から)キャンペーンで利用できるネット旅行会社は、じゃらん、楽天トラベル、るるぶトラベル、たびゲーター、JTB(ホームページ)の5社。
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