神戸電鉄、4〜9月期の最終黒字2億8100万円 乗客数の回復で黒字確保

20211028神戸電鉄

【神戸経済ニュース】神戸電鉄(9046)が28日に発表した2021年4〜9月期の連結決算は、最終損益が2億8100万円の黒字(前年同期は1億5600万円の赤字)になったと発表した。前年の4〜5月には初めて新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令され、大きく乗客数が減少した反動が表れた。前年同期に比べて乗客数が増加し、鉄道を中心とした運輸業の採算改善が寄与した。

 売上高に当たる営業収益は前年同期比2%増の99億円、営業利益は7.4倍の6億2700万円になった。4〜9月期の輸送人員(定期・定期外の合計)は前年同期比5%増の2421万人、旅客収入は7%増の36億円。事業分野(セグメント)別の営業収益は「運輸業」が8%増の55億円、「不動産業」が7%増の10億円、「流通業」は巣ごもり消費の一巡で14%減の26億円だった。

 収益認識に関する新会計基準を今期から適用したことで、適用しない場合に比べて営業収益は流通業を中心に同社全体で3億3600万円押し下げられた。22年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比 2.7倍の5億円を見込む。無配継続。

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