FDAが冬ダイヤの31日から全便運航 神戸〜高知も運航再開

20211014FDA機

【神戸経済ニュース】神戸空港から4都市への便を運航する地域航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市清水区)は14日、冬季ダイヤに切り替わる31日からすべての減便を取りやめ、ダイヤに記載した全便を運航すると発表した。同社便が全便を運航するのは7月〜8月中旬の繁忙期以来になる。緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置が全面的に解除された10月に入ってから、需要が回復しているためだ。(写真は神戸空港に到着したFDA機=資料)

 同社は神戸空港から青森、花巻、高知にそれぞれ1日1往復、松本に1日2往復を計画しており、この全便を運航する計画だ。同社によると9月は同社全体でみて、減便したうえで利用率(提供座席数に対する乗客数の割合)が3〜4割だったが、これが予約状況から10月後半には6〜7割に上昇する見込み。こうした需要増に便数を増やして対応する。運休している神戸〜高知も再開する。

 9月半ばまでに運航計画を立てた10月1〜30日に、FDAは半数以上の減便を実施。神戸空港の発着便では神戸〜高知を運休しているほか、神戸〜青森、神戸〜花巻はいずれも期間中の運航を3日だけにとどめる。ただ今月31日以降は需要の回復で足元では多くの便に予約が集まっており、全便の運航が望まれると判断した。
 
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