神戸港と敦賀港・境港を結ぶ国際フィーダー航路、11月開設 トライアル事業

 神戸港・大阪港のコンテナふ頭を管理する阪神国際港湾(神戸市中央区)は13日、神戸港と敦賀港(福井県敦賀市)、境港(鳥取県境港市)を結ぶ国際フィーダー航路の運航が11月上旬に始まると発表した。今年度から実施する「国際フィーダー航路拡充トライアル事業」として運航し、日本海側の荷主が神戸港を使いやすくする。

 内航コンテナ大手の井本商運(神戸市中央区)が運航を担当する。最大コンテナ189個(20フィートコンテナ換算)を積載できる「だいこく」(総トン数749トン)を投入する。井本商運がトライアル事業を担当し、日本海側と神戸港を結ぶ航路の開設が決まっていたが、具体的な寄港地と投入する船舶が今回決まった。

 北米向けや欧州向けの基幹航路(長距離航路)を運航する大型コンテナ船への積み替え(トランシップ)を海外で実施している貨物を、神戸港に振り向けることなどがねらい。今後は、日本海側の荷主への働きかけを本格化する。今回はトライアル事業として始めるが、阪神国際港湾は早期の本格運航をめざすとしている。

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