ロック・フィールド、9月の既存店売上高0.4%減 全店売上高プラスに

【神戸経済ニュース】ロック・フィールド(2910)が11日発表した9月の月次動向は、既存店売上高が前年同月比0.4%減だった。小幅ながら2カ月連続で前年同月を下回った。9月は都市部の都道府県を中心に月間を通じて新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令されたことなどから、外出自粛の影響で百貨店の来店客数が減少した。

 ブランド別では、売上高の6割超を占める主力ブランドであるサラダ・総菜店の「RF1」が前年同月比0.7%減だった。このほか「神戸コロッケ」が3.3%減、「いとはん」が1.6%減、「ベジテリア」が25.5%減だった。半面、百貨店への出店が少ない「グリーン・グルメ」は3.9%増と伸びたほか、「融合」が3.4%増と堅調だった。

 同月の全店売上高は前年同月比0.1%増になった。小幅ながら2カ月ぶりに前年同月比プラスを確保した。主力ブランドの「RF1」は0.2%増だった。

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