大丸神戸店、9月の売上高1.0%増 高級ブランド・宝飾が引き続き堅調

 J・フロントリテイリング(3086)が1日に発表した大丸神戸店の9月の売上高動向は、前年同月比1.0%増だった。2カ月ぶりに前年同月を上回った。引き続きラグジュアリー(高級)ブランド品や宝飾品が堅調で、前年同月を上回った。高級ブランドは売り場の改装効果も出た。一方で月間を通じて兵庫県に緊急事態宣言が発令されていたこともあり、外出自粛の影響が継続。主力の衣料品が振るわなかった。来店客数の減少を受けて、食品は前年同月に届かなかった。

 大丸芦屋店の売上高は前年同月比20.0%増、大丸須磨店は同14.7%減だった。

 大丸松坂屋百貨店の既存店売上高は、19年9月との比較では41.3%減だった。19年9月との比較は店舗別では明らかにしていない。

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