8月の神戸市消費者物価、10カ月連続で前年比下落 通信・ガスの下落が続く

20210924消費者物価

 総務省が24日に発表した8月の神戸市消費者物価指数(2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比0.5%下落の99.3になった。同指数が前年比で下落するのは10カ月連続。大手の携帯電話会社の格安サービスが今春相次いで始まったことなどから、「通信」が29.0%下落したことなどが影響した。ガス代も前年比で3.7%下落と、下げが続いた。洋服(5.2%上昇)の価格上昇を打ち消した。

 10大費目別の指数を前年同期比で見ると、大幅に下落した通信料・携帯電話機含む「交通・通信」、ガス代を含む「光熱・水道」のほか「教育」が下落した。半面、「住居」「被覆および履物」「保健医療」「教養娯楽」「諸雑費」「家具・家事用品」「生鮮食品除く食料」の7費目は上昇した。

 全国統計では、総務省が同日発表した8月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)は99.8と前年同月比で横ばいだった。前月比(季節調整値)でも横ばいになった。

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