神戸アンパンマンこどもミュージアム、入館者500万人到達 感染対策で式典なし

20210826アンパンマン

 ACM(東京都港区)が神戸市中央区で運営する「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」では、2階ミュージアム(有料部分)の入館者が500万人に到達した。到達したのは25日で、2013年4月に開業して以来、約8年4カ月かけて達成した。これまで100万人ごとに、ちょうど節目になる入館者と記念のセレモニーを開催してきたが、今回は新型コロナウイルスの感染対策を目的に式典はなし。500万人目の入館者を特定せず、アンパンマンとバイキンマンが記念撮影して500万人に到達したことだけを記録した(写真=神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール提供)。

 300万人に到達してから400万人を迎えるまでの期間が1年と252日だったのに対し、400万人から500万人までの100万人は2年と228日かかった。新型コロナの緊急事態宣言で遊園地に休業要請が出た際に臨時休業したほか、入館者数がコロナ前の土日に比べて50%以下になるよう入場を制限して入館者数を抑えていることが影響した。同施設では感染対策を強化して、営業を継続している。

 入館時のマスク着用や手指消毒、検温などは無料で入れる売店でも実施。有料のミュージアムは事前予約制にして入館の日時を分散する。週末や祝日と、平日の料金を変えることでも入館者に分散を促し、密集が起きないようにして感染リスクを抑える。ミュージアム内劇場でのショー観覧は、グループごとに1メートル以上の距離を開けて観覧するよう求めている。その分、劇場に入場できる観客数は減るが、ショーの回数を増やして入館者全員が観覧できるようにしている。

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