7月の神戸市消費者物価、9カ月連続で前年比下落 通信・ガス代など下落

20210820消費者物価

 総務省が20日に発表した7月の神戸市消費者物価指数(2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比0.7%下落の99.2になった。同指数が前年比で下落するのは9カ月連続。大手の携帯電話会社の格安サービスが今春相次いで始まったことなどから、「通信」が26.0%下落したことなどが影響した。ガス代も前年比で3.1%下落と、下げが続いた。寝具類の下げ(3.9%下落)も目立った。

 10大費目別の指数を前年同期比で見ると、大幅に下落した通信料・携帯電話機含む「交通・通信」、ガス代を含む「光熱・水道」のほか「教育」が下落した。半面、「住居」「被覆および履物」「保健医療」「教養娯楽」「諸雑費」「家具・家事用品」の6費目は上昇。「生鮮食品除く食料」は横ばいだった。

 全国統計では、総務省が同日発表した7月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)は99.8と前年同月比で0.2%下落した。12カ月連続で下落した。前月比(季節調整値)では0.4%の上昇と、3カ月連続で上昇した。

 総務省が5年ごとに実施している消費者物価指数の基準改定のため、今回の発表から「2020年基準」になった。これまでの「2015年基準」から切り替わった。兵庫県は前月で神戸市の消費者物価指数の発表を終了した。(基準改定の影響で、6月、7月ともに9カ月連続の前年比下落としています)

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