神戸市営地下鉄、名谷駅リニューアルはJR西日本系が担当 利便性や魅力向上など

20210715名谷駅リニューアル
 神戸市は15日、神戸市営地下鉄名谷駅の美装化やリニューアル工事などを担当する事業者がJR西日本(9021)傘下のJR西日本アーバン開発(神戸市東灘区)を代表とするグループに決まったと発表した。現行の名谷駅をリニューアルして、新たに北館を建設。商業施設としても利便性の高い駅舎にする。神戸市が人口減少対策として、名谷駅周辺を魅力ある住宅地に再活性化する一環で実施する。(図はリニューアル後の北館も含む夜景予想図、今後の協議などでデザインは変更する場合もある=神戸市提供)

 JR西日本アーバン開発などが担当するリニューアル工事では、まず外観と内装の美装化を実施し、新規店舗の誘致・整備を通じて、駅の利便性を高めて商業施設としての魅力を引き出す。加えて駅ビル北館を新築し、既存の駅ビルと一体運営することで、駅ビル全体の機能を高めると同時に、ビル内外の回遊性も向上させる。さらに子育て世代にやさしいなど駅利用者以外の人も集い、憩える施設としての駅舎にする。

 2022年度末までに北館の新設、24年10月ごろまでに駅の改装工事を終えたい考えだ。神戸市は事業者を公募し、価格だけなく提案内容も評価する総合評価一般競争入札を実施。参加したのは1グループのみで、代表企業はJR西日本アーバン建設、構成企業は交建設計(東京都中央区)、大鉄工業(大阪市淀川区)神戸支店の2社。決定価格は24億7649万円だった。

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