
神戸市の恩田馨副市長(写真=資料)が30日付で辞任する。24日の神戸市議会本会議では、恩田副市長の後任に、小原一徳・行財政局長を充てる人事に全会一致で同意した。恩田氏が辞任する理由について、特に説明はなかった。
恩田氏は2020年7月、前任の寺崎秀俊氏に代わって就任。1年足らずでの辞任になった。寺崎氏と同じく総務省の職員で、神戸市の副市長に就く直前は総務省自治税務局市町村税課長を務めていた。
恩田氏の後任に小原行財政局長が就くことで、2018年から続いた副市長の1人が総務省出身という体制から、全員が神戸市役所の内部出身という体制に戻る形になる。
神戸市の副市長は3人が定数だ。恩田氏のほか新産業本部長などを務めた今西正男氏と、建設局長などを務めた油井洋明氏氏がいる。
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