みなと銀行、社長に武市専務が昇格 服部頭取は会長に・5年ぶりトップ交代

 りそなホールディングス傘下のみなと銀行(神戸市中央区)は25日、武市寿一専務(59)が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。服部博明頭取(64)は代表権がある会長に就く。みなと銀のトップ交代は、りそなグループに入る前の2016年4月以来5年ぶり。旧みどり銀行と合併して発足した1999年以来、2000年に旧さくら銀行(現・三井住友銀行)の子会社になってからもトップの呼称だった「頭取」は「社長」に改める。

 服部氏は、みなと銀の全株式を保有する中間持ち株会社である「関西みらいフィナンシャルグループ」の代表権を持つ取締役は続ける。このほか、みなと銀の代表取締役では木村真也・専務執行役員が3月31日付で退任し、4月1日付でみなとビジネスサービス会長に就く。一方で、りそな銀行の執行役員ひょうご地域担当に4月1日付で就く清水善正氏(りそな銀・京都滋賀営業本部長)が、みなと銀の取締役を兼務する。

 武市 寿一氏(たけいち・としかず) 慶大法卒。1984年に太陽神戸銀行(現・三井住友銀行)入行、2016年に三井住友銀行・常務執行役員。17年5月みなと銀行専務執行役員、同6月に取締役。神奈川県出身。

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