神戸ポートタワー、高さ100メートルの屋外展望台に 23年度中の完成めざす
- 2020/12/11
- 03:09
神戸市は10日、神戸ポートタワーで規模の大きなリニューアルを実施すると発表した。これまで上がることができなかった屋上に屋根のない展望台を新設し、約100メートルの高さから周囲を360度見渡せるようにする(図=神戸市提供)。加えて低層部の4階にも神戸港を臨むテラスを新設する方針だ。展望施設としての集客力を高めて、神戸港のシンボルとしての機能を強化する。2021年度に着工し、開業60周年になる23年度の完成をめざす。
神戸ポートタワーは1963年(昭和38年)に完成した。頂上にある旗ざおの先端は高さ108メートルになる。DMO(観光地経営組織)の神戸観光局がロゴマークにデザインを取り入れるほど、神戸の風景の象徴でありながら、実際に訪れる人をどう増やすかが課題になっていた。加えて現在の耐震基準を満たしておらず、長寿命化には改修工事が必要だ。内装や空調といった設備更新なども含め、約2年をかけるリニューアル工事で魅力を高めたい考えだ。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 神戸市、プレミアム付き宿泊券の利用開始を延期 GoTo全国で一時停止 (2020/12/17)
- (解説)神戸市で開催の国際会議、戦略的誘致に成果 3年連続2位も施設に課題 (2020/12/14)
- 神戸ポートタワー、高さ100メートルの屋外展望台に 23年度中の完成めざす (2020/12/11)
- (動画)11色に染まる神戸ポートタワー 約10秒ごとに色とりどり・13日まで (2020/12/05)
- (動画)小規模の2作品を展示 「神戸ルミナリエ」中止で代替行事 (2020/12/04)
広告