ドンク、プラスチック・紙の買い物袋を6月に有料化 エコバッグを発売

20200521ドンクエコバッグ

 パン製造販売のドンク(神戸市東灘区)は6月1日から、プラスチック製の買い物袋(レジ袋)と紙製の買い物袋を有料化する。容器包装リサイクル法(容リ法)に基づく省令改正で、7月1日から小売り店にレジ袋の有料化を義務付けるのを機会に、買い物袋の利用削減をねらう。一方で、来店客の利便性を維持するために、オリジナルのエコバッグ(写真=ドンク提供)の販売も始める。

 同社が展開するパン店のドンク、ドンクエディテ、ジョアン、ミニワンなど全ブランド156店舗すべてで買い物袋を6月1日から順次有料化。プラスチック製の袋は税込みで1枚3.3円、紙製の買い物袋は税込み22円とした。パンを包む小分け袋や、食パンを入れる袋など「持ち手」がないものは引き続き無料とする。7月1日までに全店で有料化する予定だ。

 プラスチック製の袋では、バイオマス素材の配合率を現行の10%から25%に順次引き上げる。バイオマス素材の配合率を高めると、容リ法では有料化を義務付ける対象から外れるが、あくまで環境保全の観点から有料化して買い物袋の利用削減をめざすことを決めた。

 6月1日に発売するポリエステル製のエコバッグには、ドンクの買い物袋などで長く親しまれてきた同社オリジナルのイラストを採用。価格は税込み550円だ。全国にあるドンク、ドンクエディテの132店舗で販売する。6月中は各店舗(京都大丸店、京都高島屋店を除く)で先着50人に200円分の商品引換券を付け、エコバッグの利用を促す。

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