(動画)六甲有馬ロープウェーの新ゴンドラ公開 360度見渡す日本初のデザイン

2020/03/20 22:00 動画を追加しました。



 六甲山と有馬温泉を結ぶ「六甲有馬ロープウェー」が20日から営業運転を開始する新しいゴンドラを、19日に報道関係者向けに公開した。ガラス張りの面が大きく広がり、360度を見渡すことができるデザインだ。有馬側には16.5センチメートル低い床面に展望シート2席を配置するのが特徴。スイスCWA社のゴンドラを使った日本で初めての設計という。2020年7月の開業50周年を新たなゴンドラで迎える。

 同日開催したオープニング式典では、久元喜造神戸市長があいさつし、「新型コロナウイルスが収束するときをめがけて、六甲・有馬にたくさんの人に来ていただくような反転攻勢も考えていかなくては」と話した。ロープウェーを運営する、すまいまちづくり公社の鳥居聡理事長もあいさつで、新しいゴンドラは「厳しい社会情勢の中での船出になったが、六甲山、有馬の活性化につながるように積極的に努力したい」と話した。

 このほか式典にはディーター・ソンマーハルダー在大阪スイス名誉総領事や、有馬温泉観光協会の金井啓修会長も出席した。

 有馬温泉駅から六甲山頂駅までは約12分間で、季節ごとに新緑から紅葉まで楽しめる。1月14日からの冬季の休業期間に入り、この間にゴンドラを交換した。乗降口のドアは1.59メートルと、以前よりも44センチメートル広がった。車椅子やベビーカーのスペースも設けた。ゴンドラには最大42人が乗り込める。

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