メトロこうべに全長60mの巨大壁画、22〜23日に完成記念イベント

20190315メトロこうべ壁画 

 阪急阪神ホールディングス傘下の神戸高速鉄道は、同社が運営する地下街「メトロこうべ」(神戸市中央区〜兵庫区)の壁面に、神戸や地下街の歴史を表現したイラスト「昔なつかしわくわくさんぽ道」を描いた。全長60メートルにもなる巨大な壁画だ。さらに卓球場横の広場には地域の行事などに活用できるコミュニティスペースを整備した。22〜23日には完成記念イベントを開催する。(図は壁画イメージの一部=神戸高速鉄道提供)

 壁画や広場の再整備によって地下街の活性化に加え、さらなる鉄道の利用も促すのがねらいだ。今回完成した壁画は神戸高速鉄道が、非営利団体の神戸デザイン協会(神戸市中央区)に依頼。イラストレーターのもふもふ堂さんと都あきこさんが製作した。コミュニティスペースでは、広場南側の壁面に大型鏡を設置すると同時に、ステージとして使用するのを念頭に床の一部を回収した。さらに柱の一部には簡単なベンチを設置した。

 完成記念イベントは22日午前11時から和太鼓演奏、23日は午前11時から午後5時までスマートボールや射的などができる縁日広場を開催、駄菓子の販売やちんどん屋パレードも実施する。22日には午前10時から関係者による完成お披露目式も開催する予定だ。

 昨年4月には神戸高速鉄道が、同9月にはメトロこうべがそれぞれ50周年を迎え、全体的に施設の老朽化も目立っていた。メトロこうべでは昨年7月の神戸新開地・喜楽館オープンに合わせて新開地駅付近の階段の改修などを実施。卓球場も昨年8月に、明るい雰囲気にリニューアルするなど、改修に取り組んでいる。

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