神戸市とバイエル薬品、ベンチャー育成・支援で連携協定 海外展開も
- 2019/02/28
- 14:25
独医薬・農薬大手バイエルの日本法人であるバイエル薬品(大阪市北区)と神戸市、神戸市の外郭団体である神戸医療産業都市推進機構は28日、神戸医療産業都市でのベンチャー企業の育成・支援で連携協定を結んだ。同日午後に神戸市役所で調印式を開いた(写真)。昨年6月にバイエル薬品がベンチャー企業などとの交流を目的に、神戸医療産業都市に開設した拠点「CoLaborator Kobe」を活用。生命科学の分野を対象とした、ベンチャー企業の支援を充実させる。
連携協定には(1)ベンチャー企業・企業家の誘致・発掘(2)人材育成、事業化サポート(3)グローバル展開の推進(4)広報・プロモーション活動(5)定期的な情報交換など--といった分野で連携することを盛り込んだ。
バイエル薬品のハイケ・プリンツ社長は「最近は(医薬品などの分野で)ベンチャーとの共同開発が重要になっている」という。そのうえで「神戸市におけるスタートアップ・エコシステム(ベンチャー企業などの収益化)にできるだけ協力したい」と話した。一方、久元喜造神戸市長は「バイエルのグローバルなネットワークを活用した神戸のベンチャー企業の海外展開や、神戸医療産業都市の海外での知名度工場などに期待している」と話した。
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