三宮再開発、都市計画マスタープランで「三宮編」を決定 初の地域別構想

20180630三宮のまちづくり協議会

 神戸市は29日、都市計画の基本的な方針を決める都市計画マスタープランで「三宮〜ウォーターフロント都心地区編」を決定したと発表した。国際的にも競争力のある都市をめざすうえでの課題として、老朽化した建築物の建て替えや景観形成などを進める方針を示した。神戸市が都市計画マスタープランで地域別構想を決めるのは初めて。神戸市が進める三宮や新港地区の再開発を都市計画の枠組みにも乗せ、より具体化しやすくする。

 都市計画マスタープランは都市計画法に基づいて市町村が作成する。土地の所有者や役所の各部局などが独自の目的に沿って都市開発した結果、全体として調和が取れず景観が悪化したり、都市機能の効率が悪化したりするのを避ける目的がある。神戸市は2011年に神戸市全域を対象とした都市計画マスタープランを作成。今回の計画は特に重点地区として都心地区の計画を作成し、神戸市全体の計画を補完する。

 交通の利便性向上や、都心地区での商業施設やオフィスびるの集積強化など、内容に目新しさはない。ただ今回、対象にする地域では7つの地域の「まちづくり協議会」などが含まれる。それぞれの協議会が話し合う際の指針などに、今回の地域別構想が使われるとみられる。(地図は神戸市が発表した地域別構想より)

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