久元神戸市長、副市長に神大名誉教授の黒田氏を起用 初の女性・森林の専門家

20231125久元市長

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長(写真=神戸市が配信した動画より)は24日の定例記者会見で、空席になっていた3人目の副市長に神戸大学名誉教授の黒田慶子氏を起用する方針を明らかにした。29日に開幕する神戸市議会で、黒田氏の副市長起用に同意を求める議案を提出する方向で調整を進めているという。日本森林学会の会長を務めた森林の専門家だ。久元市長は「3人目の副市長は、できれば民間からお願いしたいと思っていた」と述べ、人選を進めていた。神戸市が副市長に女性を充てるのは初めて。

 久元氏が市長に就任して以降、副市長は市職員出身か、総務省から派遣を受けたかのいずれかで「100%純粋の公務員だった」。黒田氏の起用で「違う分野の出身の方に副市長になっていただいて、公務員しか経験のないわれわれに思い付かないもの、あるいは感性を神戸市政に吹き込んでいただきたい」と、ねらいを語る。施策の軸になっている「SDGs(国連の持続可能な開発目標)の大きな部分は『人と自然との共生』であり、森林の役割も大きい」ことから、黒田氏が適任と考えた。「本人は迷われたようだが、最終的にはお受けいただいた」という。

 議会が同意すれば初の女性副市長になるが「女性だからお願いした、ということはない」と強調。「民間から登用する適任者が女性だった、というのは女性登用という観点からも、よいことではないのかと思う」と話していた。

 久元氏は、先行した報道に関する質問に答える形で黒田氏の起用について話した。「副市長の選任は議会同意が必要で、議会の同意がいただけるということでなければ正式に提案することにならないので、こちらから発表することはできなかった」と説明した。

 黒田氏は京都大学・同大学院を経て1985年から農林水産省・森林総合研究所(旧林業試験場)に勤務。2010年には神戸大学に転じ、22年3月に退職していた。

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