9月の兵庫県有効求人倍率1.01倍に上昇 「持ち直しの動きに弱さ」据え置き

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【神戸経済ニュース】厚生労働省の兵庫労働局が31日に発表した9月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0.02ポイント上昇の1.01倍だった。有効求人倍率は4カ月ぶりに1倍を上回った。ただ景気の先行き不透明感から雇用が多い建設業や製造業の間で、人手不足でも新たに従業員を採用するには慎重な動きが続いている。求職数の減少も続いた。このため兵庫労働局は足元の雇用情勢に大きな変化はないとみて、情勢判断を据え置き。「持ち直しの動きにやや弱さがみられる」との見方を8カ月連続で示した。

 有効求人数(季節調整値)は前月比1.3%増の8万3520件と2カ月ぶりに増加した。有効求職者数(同)は0.6%減の8万2507件と2カ月連続で減少。求人数は4カ月ぶりに求職者数を上回った。ただ求人が増えた業種は郵便や警備など年末向けの短期的な需要が多かったという。一方で雇用の先行指標とされる新規求人倍率(同)は1.83倍と前月比で0.04ポイント上昇。2カ月連続の上昇になった。

 新規求人数を原数値でみると前年同月比2.4%減の2万9329人と、7カ月連続で前年同月を下回った。業種別で減少が目立ったのは「卸売業・小売業」の15.0%減、「建設業」の9.9%減、「製造業」の9.3%など。半面、増加したのは「情報通信業」の44.2%増、「運輸業・郵便業」の8.2%増、「サービス業(他に分類されないもの)」の8.2%増などだった。

 厚生労働省が発表した同月分の全国の有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍(季節調整値)と、前月から横ばいだった。

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