タイガース「アレ」なら872億円の経済効果・関西大推計 オリ優勝で上積みも?

【神戸経済ニュース】関西大学(大阪府吹田市)の宮本勝浩名誉教授が推計したところ、甲子園球場(西宮市)を本拠地とするプロ野球セリーグの阪神タイガースが18年ぶりに優勝すると、関西地域への経済波及効果は約872億円になる見通しであることが分かった。昨年推計したヤクルトスワローズ優勝の約452億円などと比べて、きわめて大きな経済効果になった。岡田彰布監督がいう「アレ」は18年ぶりとあって、数年ごとに優勝するのに比べて大きな盛り上がりになることなどが影響したと考えられるという。

 直接効果には(1)球場での観戦客による消費増(2)阪神ファンの居酒屋や自宅などでの消費増(3)百貨店やスーパー・商店街などでの優勝祝賀セールによる販売増(4)阪神優勝によって増加する広告料や放映権料・選手や監督の出演料などの収入増(5)阪神タイガースグッズの販売増(6)スポーツ新聞・雑誌などの販売増--などを想定した。直接効果で約448億円が見込まれ、全国の産業連関表(19年に発表された修正版)で2次波及効果までを合計すると約969億円になるという。このうち1割程度は関西地域以外での消費とみた。

 阪神は7日まで5連勝して優勝マジックを13とした。早ければ今月半ばにもセリーグ制覇が決まる公算だ。経済波及効果が一気に顕在化するなら、個人消費の回復が続く関西地域の経済にも弾みが付きそうだ。さらに今回考慮しなかった、京セラドーム大阪(大阪市西区)を本拠地、ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)を準本拠地にするオリックス・バファローズのパリーグ3連覇も秒読みだ。3連覇だけに阪神ほどの大きな効果は見込めなさそうだが、その分の上積みがあれば関西発の景気加速に一段と期待が高まりそうだ。

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