(動画)「母港」の復興、心のよりどころ 海王丸が神戸入港100回で記念式典



【神戸経済ニュース】神戸市と神戸観光局は19日、海技教育機構(横浜市中区)の練習帆船「海王丸」が1989年の就航時から数えて、神戸港への寄港が100回に到達したのを記念した式典を同港の高浜岸壁(神戸市中央区)で開いた。海王丸はこの日の午前10時半に神戸港に到着。午後2時から式典を開いた。新型コロナウイルス対策の一環で練習船の受け入れを取りやめる国内港が相次ぐ中、木村昭夫船長は「神戸は変わらず受け入れを続けていただいき、練習船に対するあたたかなご理解とご高配も感謝する」と述べた。

 木村船長は「練習船は船籍こそ東京だが、神戸は練習船にとって母港とも言える大切な港」と強調。自身のキャリアも振り返り、航海士として1994年に乗船を始めた翌年に発生したのが阪神・淡路大震災だった。神戸に寄港するごとに港湾機能が回復するのを見るにつけ、「われわれにとって神戸港の復興は心のよりどころで、母港として心強いと感じていた」と語った。神戸側からは神戸市の長谷川憲孝・港湾局長に加え、来賓として国土交通省の臼井謙彰・神戸運輸監理部長があいさつした。

 神戸観光局から記念品として海王丸の木村船長に記念のたて、東福守機関長に記念のノートをそれぞれ手渡した。加えてスマイル神戸の谷口優月さんと江口ひとみさんは、木村船長と東福機関長に花束を渡した。海王丸は船員育成を目的に、外航での航海術を学ぶ船として建造。今回の航海は東京海洋大学の学生ら97人が乗船し、約1カ月の訓練航海をこの日の神戸で終えた。

 新型コロナウイルスの影響で中止していた船内の見学会も21日から再開する。24日午2時の出港時には神戸市消防音楽隊による歓送演奏を実施。寄港中の夜はマストをつないだイルミネーションを実施する。

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