住友ゴム、AI車両故障予知の米ベンチャーと共同実証実験 車両の状態把握で

【神戸経済ニュース】タイヤ大手の住友ゴム工業(5110)は、人工知能(AI)を使った車両故障予知システムである米ベンチャーのバイアダクト(カリフォルニア州)と、リアルタイムで車両の状態を把握する実証実験を共同で始めたと発表した。実績のあるバイアダクトの車両故障予知サービスと、住友ゴムが開発したタイヤ自体をセンサーとして多様な情報を取得する次世代技術「センシングコア」を組み合わせることで、さまざまな課題解決につなげる。

 センシングコアは、タイヤの回転情報、エンジンの情報、タイヤの接地面の剛性(変形しにくさ)の情報から、独自のアルゴリズム(計算式)によってタイヤ空気圧、タイヤ荷重、タイヤ摩耗、路面状態をリアルタイムで把握するソフトウエア技術だ。特別な部品を取り付けないことから仕組み自体のメンテナンスが不要という利点がある。

 一方、バイアダクトも北米で200万台以上の車両に「車両故障予知ソリューションサービス」を提供してきた実績を持つ。同社が開発したインターフェース「TSIエンジン」と、住友ゴムの「センシングコア」を両方の技術を活用して、まずは「タイヤの摩耗検知技術」の検証を実施する。

 両社の技術を活用した新たなサービスを生み出すことで、貨物輸送に関する事業者が持つ課題を解決する。現時点では走行時の安全性向上や、車両の稼働率の向上、メンテナンスコストの削減などに関わるサービスの開発につなげられるとみており、実証実験の結果をもとに事業化を進めたい考えだ。

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