金花川重会長「神戸での知見を生かし海外プロジェクトも参画」 水素セミナー

20230613金花川重会長

【神戸経済ニュース】川崎重工業(7012)の金花芳則会長(写真)は13日、神戸市などが主催した「水素セミナー」で講演し、「神戸での実証で得た技術と知見を生かし、海外におけるプロジェクトにも参画している」と述べ、同社が関係する海外での水素を活用する取り組みが増えつつあることを紹介した。主なものとして、独発電最大手RWEと水素燃料100%の発電実証に向けた協議をはじめ、2025年の運転開始を計画していることを挙げた。

 加えて米化学大手シェブロン・フィリップス・ケミカルの欧州現地法人(ベルギー)から水素ガスタービンを受注するなど、世界各地から数十件の水素発電の引き合いがきていることを紹介した。川重は水素100%でも燃焼できるガスタービンエンジンなどを開発。神戸市中央区・ポートアイランドの水素コージェネレーションシステム(CGS)実証プラントで実証した経緯がある。同プラントでは18年に、世界初の市街地での水素発電による熱電併給に成功していた。

 このほか海外企業の関わりではハイドロジェン・カウンシル(Hydrogen Council=水素協議会)についても言及。水素業界を主導する世界的企業が集まり、長期ビジョンを議論する。2017年の発足時は川重を含む13社だったが、現在は150社ほどに増加した。金花会長は22年1月に水素協議会の共同議長に就任した。

 5月31日〜6月2日に各社のトップが集まる「CEO会合」を兵庫・淡路島で開催した。日本で初めての開催。会合の冒頭には岸田文雄首相と西村康稔経産相がビデオメッセージを寄せ、「おかげさまで、これまでのCEO会合で一番よかったと高い評価が得られた」と話していた。

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