アシックス、日本パラ陸連と公式パートナー契約 オリ・パラ共通ユニフォーム提供

20230531アシックスパラ陸連会見

【神戸経済ニュース】アシックス(7936)は31日、日本パラ陸上競技連盟とオフィシャル(公式)パートナー契約を結んだと発表した。日本パラ陸連が指定する大会などに出場する日本代表選手団やスタッフらに、シューズやユニフォーム、アクセサリーなどを提供する。アシックスは健常者の競技団体である日本陸上競技連盟とも同様の契約を結んでおり、オリンピックとパラリンピックの日本選手団は初めて、共通するデザインのユニフォームを着用して大会に出場する。アシックスの広田康人社長、日本パラ陸連の増田明美会長、日本陸上競技連盟の風間明専務理事とパラ陸上選手らが同日、大阪市内で記者会見した。

 広田社長は、社内に「パラスポーツ企画部」を新設したことを説明。「2030年には、誰もが生涯、スポーツを通じて健康で心身ともに健康な社会を作っていきたいと考えており、これに一歩近づいた」と話した。パラ選手向けシューズなどの提供を通じて得たノウハウは、「シニア向けにも展開できると考えている」と述べ、選手の支援を商品やサービスの開発にも生かしたい考えだ。神戸市で24年に開催する世界パラ陸上競技選手権に向けては、ボランティアなど「全社員に何らかの形で競技にかかわってもらいたい」と話す。

 ユニフォームなどを提供する健常者とパラ陸上の競技団体の公式パートナーが会社が同じになったのをきっかけに、パラ陸連の増田会長は「合同での合宿などに向けて動き出すことができれば」と、選手の強化についても連携を期待する。陸連の風間専務は、「トップ選手だけでなく『アスレティック(陸上競技)ファミリー』を増やしていきたい」「審判の養成を共同でやっていきたい」などと話していた。

 走り幅跳びの山本篤選手は「どうしてオリンピックとパラリンピックの選手はユニフォームが違うのか、と尋ねられることも多かった」と話す。健常者の選手らと「お互いにいい刺激になりながら、日本選手団として世界選手権をめざしていきたい」と話していた。6月1〜4日にヤンマースタジアム長居(大阪市東住吉区)で開催する第107回日本陸上競技選手権大会では、通常の陸上競技に加えて大会4日目にはパラ競技の「ユニバーサルリレー」を実施。パラ陸上の普及に向けた情報発信につなげる。

(写真は右から高橋峻也選手、高松佑圭選手、山本篤選手、佐藤友祈選手、日本陸連の風間氏、パラ陸連の増田氏、アシックスの広田氏、湯口英理菜選手、新保大和選手、竹村明結美選手)

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