「神戸シューズ」に“SDGsスニーカー”が初登場 秋冬向け展示会が始まる

20230525神戸シューズ

【神戸経済ニュース】2023年の秋冬物シューズを中心に展示する「第175回日本グランドシューズコレクション&全国サンダルフェア」が24日に始まった。主催した日本ケミカルシューズ工業組合(神戸市長田区)は、同組合が独自に展開するブランド「神戸シューズ」で初のスニーカーを参考出品。廃棄された魚網を再利用した素材を採用したスニーカー(写真左)と、土に埋めれば2〜3カ月で分解される生分解性のシューズ(同右)を開発した。

 同組合は2014年に「神戸シューズ」を地域団体商標に登録。ケミカルシューズの産地である神戸市長田区の各社が連携して「他にはない靴」をめざした。これまではハイヒール型が中心だったが、SDGs(国連の持続的な開発目標)を意識した商品を開発するにあたり、より幅広い場面で利用できるスニーカーを製作。漁網を再利用した素材を、ソフトで履きやすく仕上げた。土にかえるスニーカーは甲皮に天然皮革を使用。発売時期や価格は未定だ。

 感染症法で新型コロナウイルスの扱いが5類に変更になって以降、同組合としては初の展示会。マスク着用の義務などもなくし、感染拡大前とほぼ同様の形式で開催した。卸売り各社の出張規制もなくなり、来場者数も一時に比べると回復したという。ただ出展者数は55社にとどまる。後継者難もあって新型コロナを機に廃業したメーカーが相次ぎ、感染拡大前に比べると10〜15社程度少ない状況が続いているという。

 感染拡大前から靴は、海外の低価格品との競争が特に激しかった。全般的な物価上昇もあって、以前に比べると価格転嫁しやすくなったが、「円安や原材料高をすべてカバーするだけの値上げはできていない」(組合事務局)のが現状という。メーカー各社は夏休みや秋の行楽シーズンに向けて、新たな外出用の靴を求める消費者の動向に期待をかける。展示会は25日まで。業界関係者向けで一般は入場できない。

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