同友会の井谷代表幹事「いろいろな方に足を運んでいただけるよう」 就任記者会見

20230520井谷代表幹事

【神戸経済ニュース】19日付で神戸経済同友会の代表幹事に就任したTOA(6809)の井谷憲次会長(写真)は同日、神戸市内のホテルで記者会見した。井谷氏は「いろいろな方が神戸、ひいては兵庫県に足を運んでいただけるように、ぜひとも持っていきたい」と述べ、兵庫県を活性化する提言や事業への意欲を見せた。井谷氏は「2025年に(大阪市で開催する国際博覧会の)大阪・関西万博があり、その後もいろいろなイベントがある」と指摘。2030年ごろに控える神戸空港への国際定期便の就航も、地域活性化に追い風との見方を示した。

 神戸同友会の代表幹事である前に「神戸で生まれた1人として」「兵庫県をいかに発展させていくか」といった姿勢で取り組みたいという。最大の課題とみている少子高齢化については「兵庫県にとどまらず全国的な話でもある」と指摘。神戸同友会が力を入れている、行政との連携も重視したい考えを改めて協調した。

 神戸同友会は2人が代表幹事を務め、2年の任期で毎年1人が交代する慣例になっている。この日限りで2年の任期を終えて代表幹事を退任する、みなと銀行の服部博明会長、代表幹事として2年目の任期に入る神戸製鋼所(5406)の楢木一秀顧問も同席した。服部氏は「神戸出身で国際的な仕事も経験がある井谷新代表幹事のもと、SDGs(国連の持続可能な開発目標)の取り組みの拡大や、DX(デジタルトランスフォーメーション)、カーボンニュートラル(二酸化炭素の排出実質ゼロ)といった社会課題に取り組んでほしい」とエールを送った。

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