神戸市議会、議長に坊氏を選出 副議長に河南氏・5月議会が開幕

【神戸経済ニュース】12日に開幕した神戸市議会「令和5年第2回定例市会」5月議会では、同日の本会議で議長選挙を実施し、北区選出で自民の坊恭寿(やすなが)氏が第105代の議長に就任した。神戸市議会の議長は慣例で1年ごとに交代している。坊氏が議長を務めるのは2021年度以来で2年ぶりで2回目。

 坊氏は選出直後の就任のあいさつで、「二元代表制における議会の使命を存分に発揮し」「神戸市民の暮らしの安全安心を守るとともに、神戸がさらに魅力的な街となるよう積極的に取り組んでいかなければ」と議会の役割を強調。「議会基本条例にのっとり、公正中立な議会運営はもとより、議会の機能強化の推進や関係機関と連携した議会制度の見直し等に積極的に取り組んでいく」と意気込みを語った。

 副議長には自民で中央区選出の河南忠和氏を選んだ。今回の市議会は4月9日に投開票した市議選後の初の市議会とあって、議長を決めるまで年長議員である平野章三氏(無所属、西区)が議長の代理を務めた。

 今回の市議会では、物価高を受けて低所得者層や子育て世帯を支援する政府の給付金を配布するための補正予算案や、対話型の人工知能(AI)を通じた個人情報などの漏えいを防ぐための条例改正案などを審議する予定だ。

 会期は26日までで、本会議は17日、24日、25日、26日に開催する。25・26日の両日は当局などが議員の幅広い質問に答える一般質問を予定する。

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