増田パラ陸連会長、大会運営「思ったよりスムーズ」と評価 日本パラ陸上閉幕

20230430増田明美氏

【神戸経済ニュース】神戸市須磨区の陸上競技場「神戸総合運動公園ユニバー記念競技場」で開催した第34回日本パラ陸上競技選手権大会が30日、2日間の日程を終えて閉幕した。今夏の世界選手権の選考会であると同時に、24年5月17〜25日に開催する神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会のテスト大会としても開催。すべての競技を終えて取材に応じた日本パラ陸上競技連盟の増田明美会長(写真=29日)は、大会運営について「思っていたよりも良かった、スムーズだった」と評価した。

 増田会長は「座位の設備が遅くなって投てき競技が1時間遅れるとか、骨折した短距離の選手がいたとか、個々に(課題)はあったが、この2年間で7回のパラ大会を兵庫陸競(兵庫陸上競技協会)が開催した成果が表れた」との見方を述べた。一方で「1日目は、もし何かズッコケてもリハーサルですから『ほがらかにいきましょう』と言わなければならないぐらい、兵庫陸競のみなさんは緊張していた」という。「緊張しなくて済むようになるには、やはり選手も同じで場数が必要ではないか」と述べ、今回の大会が運営側の自信につながることへの期待も語った。

20230430車いす

 競技について増田氏は、大会記録なども含め30を超す新記録が出たことに「安心した」と述べた。21年に開催した東京パラリンピック後は、大会の注目度が下がり、取材に訪れるメディアの数も徐々に減っていたと感じていた。内心では「風がやんだような中で選手の練習、強化が進むのか心配していた」という。「練習を、これだけがんばってたんですね」と改めて、大会を通じて選手らの日頃の努力が表れたことを強調した。

 日本パラ陸上競技連盟の宍戸英樹・強化委員長は競技終了後、記者団の取材に「若い選手が非常にいい記録を出したのが、まず印象に残った」と大会を総括した。大会運営については、選手以外が入場できない制限区域を明確にするなど「セキュリティもしっかりしていたし、選手はだいぶ競技に集中できたと思う」と語った。従来の大会では、メディアが選手に接近しすぎと感じた事例などもあったという。「これが大会だと印象付けられたのは、よかったのではないか」と話していた。

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