大丸神戸店、2月の売上高15.4%増 外出意欲の高まり・バレンタイン商戦順調

【神戸経済ニュース】J・フロントリテイリング(3086)が1日に発表した大丸神戸店の1月の売上高動向(速報値)は、前年同月に比べ15.4%増だった。16カ月連続で前年同月を上回った。前年同月は兵庫県に新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が適用され、来店客数が減少した反動が表れた。加えて、このところの販売好調も続き、1月(3.7%増)を大幅に上回る伸び率になった。

 分野別では引き続き高級ブランド、時計、美術品を中心とした高額品が好調だった。さらに外出意欲の高まりで、ファッション・衣料品も全般的に伸びた。来店客数も伸び、バレンタイン商戦は順調。食品も全般的に好調だった。ただ伸び率は客数の戻りが遅れていた東京店(58.2%増)、梅田店(40.8%増)や、訪日客向けが回復に向かった心斎橋店(36.4%増)や札幌店(53.1%増)を下回った。

 大丸芦屋店の売上高は前年同月比0.7%増、大丸須磨店は同1.6%増だった。

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