六甲バタ、今期税引き益54%減の1億円に 原材料高・円安の逆風で

20230210六甲バタ

【神戸経済ニュース】チーズ大手の六甲バター(2266)は10日、2023年12月期の単独税引き利益が前期比54%減の1億円になりそうだと発表した。原料チーズなど原材料やエネルギー価格が上昇しているのに加え、外国為替市場で円相場が円安で推移しているのも、仕入れ価格の上昇を通じて逆風になる。4月に予定している値上げによって採算改善を急ぐが、コスト高が先行する。

 売上高は1%減の415億円、営業利益は62%減の1億3000万円を見込む。主力のチーズとナッツは採算改善を目的とした値上げによって、販売数量は減少するが増収を確保する見通し。ただ5月末に代理店契約の解消でチョコレートの販売を終了することによる減収を、補いきれないとみている。原材料高が響き、1〜6月期は5億円の営業赤字になる見込み。

 期末20円配は据え置きの予定。中間配は実施していない。

 同時に発表した22年12月期の単独決算は、税引き利益が前の期に比べ90%減の2億1900万円だった。4月と9月に値上げを実施したが、原材料高と円安による原価の上昇に追いつかなかった。営業利益は85%減の3億4500万円。売上高は24%減の419億円だったが、22年12月期から収益認識に関する新会計基準を適用したことを考慮すると実質的には2%の増収だった。

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