岩谷産、神戸・ポートアイランドに新研修施設 燃料電池などで水素活用を発信

20230123岩谷産業

【神戸経済ニュース】産業ガス大手の岩谷産業(8088)は23日、神戸市中央区のポートアイランドに新たな研修施設を建設すると発表した。2024年10月ごろの完成を予定する。同社が参画する技術研究組合「HySTRA」の輸入液化水素を荷上げする実証プラントがある神戸空港島に近く、ポートアイランド島内には大林組(1802)と川崎重工業(7012)による水素発電の実証プラントもある。岩谷産は1941年に水素の取り扱いを始めた水素の「老舗」。水素の活用による脱炭素社会の実現に向け、情報発信拠点として多様な人材の育成をめざす。(図は完成イメージ=岩谷産提供)

 新たな研修所には純水素型の燃料電池や、排出量取引「Jクレジット」を活用して二酸化炭素(CO2)をオフセットしたLPガス、太陽光発電など、環境に配慮したエネルギー源をさまざまに導入する。将来的には、再生可能エネルギーで発電して水を電気分解することで生成した水素「グリーン水素」や、生ごみなどのバイオマス資源から生成したLPガスなど「グリーンLPガス」も取り入れ、CO2排出実質ゼロ(カーボンニュトラル)をめざす。

 施設内には400人程度が集まれる大会議室を設定。従業員など関係者らが一斉に、水素に関する講義を受けることなども想定する。設計・施工する大林組の「耐火木材技術」を投入し、大規模高層建築物では珍しく木材を使用する。木材を使うことでCO2を固定化し、将来のCO2排出実質ゼロを象徴させる。敷地面積は約1万65.85平方メートル。2月に着工する。投資額は明らかにしていない。

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