トーホー、22年12月の売上高8.1%増 1年ぶり月間200億円超

【神戸経済ニュース】トーホー(8142)が発表した2022年12月の月次動向は、全店全業態ベースの売上高が前年同月比8.1%増の236億円だった。前月よりも伸び率は鈍化したが、月間の売上高は22年12月以来1年ぶりに200億円を超えた。10カ月連続で前年同月を上回った。主力の業務用食品卸売り(DTB)は11.0%増と引き続き堅調。新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向で推移したほか、政府の観光支援などを背景に、外食やホテルなどによる業務用食品の需要回復が続いたもよう。

 居酒屋など中小飲食店の利用が多い「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は、前年同月比2.2%増。一方で「トーホーストア」の食品スーパー事業は、不採算店を閉店した影響で1.7%減になった。フードソリューションは店舗内施工の完工が増えたほか、外食向けの業務用調理機器や業務支援システムの販売などが伸びて26.6%増だった。

 既存店ベースでは、C&Cが3.8%増、食品スーパーは0.1%増になった。食品スーパーは欠品対策の強化が奏功。わずかながら21年1月以来およそ2年ぶりに既存店ベースで前年同月を上回った。

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