神戸市、SDGs寄与の取り組みに表彰制度 16日に募集開始

【神戸経済ニュース】神戸市は12日、SDGs(国連の持続可能な開発目標)に大きく寄与する団体や個人を表彰する制度「神戸SDGs表彰」を創設すると発表した。表彰を通じて「自然との共生」「脱炭素」「資源循環」に向けた取り組みを広く紹介し、市民や企業の意識向上などを促す。表彰の候補について16日に募集を開始。2月15日に募集を締め切り、選考したうえで3月下旬にも表彰したい考えだ。

 表彰は革新的な活動で功績がきわめて顕著な「神戸SDGs大賞」、長年にわたる活動で功績が顕著な「神戸SDGs功労賞」、先進的な活動で今後が特に期待できる「神戸SDGs奨励賞」の3賞を予定する。副賞として、それぞれ賞金50万円、10万円、30万円を提供し、取り組みを支援する。選考委員は4人の有識者と環境局長の合計5人を予定している。

 12日の定例記者会見で久元喜造市長が発表した。表彰は2023年度以降も継続する方針だ。久元市長は、幅広い個人や企業の参加を得て「神戸市のSDGsの取り組みをさらに広め、深めていきたい」という。「(住民参加型の地方債である)『神戸SDGs市民債』に資金を提供していただく方に、どういった考え方でどういう事業に資金が使われたかというのを、より詳しく説明する意味もある」とも話していた。

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