久元神戸市長「大阪ベイエリア全体の視点を持つ施策を強力に行う」テレビ番組で

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長は1日に放送したサンテレビの番組「2023新春座談会」に出演し、2030年前後に国際線が修好するなど神戸空港の活用が進むことについて、「大阪ベイエリア全体の視点を持った、ハード・ソフトを組み合わせた交流を進めるための施策展開を強力に行っていきたい」と述べた。インフラ整備を含めた神戸空港を利用しやすい環境づくりに前向きな姿勢を見せた形だ。ただ「施策展開」の具体的な内容には言及しなかった。

 関西国際空港に国際線を集中させるため、これまで神戸空港は国内線の就航だけに限定していた。ただ大阪市で国際博覧会(大阪・関西万博)を開く2025年には国際チャーター便、30年前後には国際定期便が就航することを関係自治体や経済界で合意。久元市長は「神戸の力をどんどん使っていくことが、関西全体の交流の強化のためにつながるということが、関西全体で認識されたことを意味する」とも指摘した。

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