ノザワ、総額20億円の融資枠契約を継続 合計60億円の枠維持・現時点で借入なし

【神戸経済ニュース】東証スタンダード上場で建設資材を製造するノザワ(5237)は28日、総額20億円のコミットメントライン(融資枠)を継続する契約を同日付で更新したと発表した。新たな契約期間は2023年1月4日〜23年12月29日。シンジケート(協調融資)方式の契約で、アレンジャー兼エージェントは三井住友銀行が務める。同行に加え、山口銀、兵庫県信用農業協同組合連合会、みずほ銀、三井住友信託銀、池田泉州銀、三菱UFJ銀、みなと銀、りそな銀がシンジケート団に参加する。シ団の顔ぶれも従来の契約と同じ。

 融資枠の確保で、引き続き機動的、安定的な資金調達ができるようにする。同社は22年8月31日にも個別相対方式による総額40億円の融資枠契約を結んでいた。今回の融資枠と合わせた借り入れの上限は合計で60億円になる。ただ現時点では融資枠を使った金融機関からの借入金、ノザワ単独で融資枠以外の金融機関からの借入金のいずれもない、としている。

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