斎藤兵庫知事「100件を超す応募」 大阪万博「フィールドパビリオン」募集半年

20221221斎藤兵庫知事

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は21日の定例記者会見で、県内の観光地などを2025年に大阪市で開く国際博覧会(大阪・関西万博)のパビリオンに見立てて観光誘致などに力を入れる「フィールドパビリオン」の候補について、募集開始から半年で「100件を超える応募があった」と明らかにした。募集開始の6月17日から12月16日までを募集強化期間として応募を促してきた。現在は期間中の「応募件数を精査している」という。

 斎藤知事は「27日に開く『第2回ひょうごフィールドパビリオン検討コアメンバー会議』では、具体的な件数や分野などを発表させていただく」という。「神戸・阪神間、播磨、但馬、丹波、淡路と、まんべんなく応募があったと聞いている」。加えて「日本酒、播州織、淡路瓦といった地場産業からのチャレンジング(挑戦的)な提案が多かったようだ」と話していた。

 斎藤氏は県内各地を訪れた際にも、「面白いと思ったら『応募してください』と言って、個別にいろいろやってきた」と打ち明ける。地場産業については「兵庫の魅力の大きなところ」と指摘。「この機会に地場産業について発信していくことが、兵庫の経済活性化にも大事とあって、そこから多くの応募が多かったのを嬉しく思う」と話す。そのうえで「どのようにコンテンツとして磨き上げていくか、一緒にやっていきたい」と語った。

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