松本総務相や増田明美氏も参加、会場に約160人 3年ぶり東京で神戸のつどい

20221213増田明美氏

【神戸経済ニュース】神戸市と神戸商工会議所などで構成する神戸のつどい実行委員会は12日、東京都千代田区のコンベンション施設「東京国際フォーラム」で、政財界などの関係者に神戸への関心を高めることなどをねらう「神戸のつどい」を開催した。会場には政財界の招待客およそ160人が集まった。松本剛明総務相や、2024年に神戸市で開催する世界パラ陸上選手権大会の組織委員会で会長を務めるスポーツジャーナリストの増田明美氏らも出席。神戸の現状や将来について語り合った。

 あいさつした松本総務相は、「我が国にとって兵庫県・神戸市はたいへん大事なところ」と指摘。「もの作りの面からも、観光の面からも、これから鍵となるさまざまな産業も、農産物の輸出なども含め、すべてのことが兵庫県・神戸市から発展の道筋が開けるのではないかと感じている」という。「地域のみなさま、経済界のみなさまと連携しながら、神戸発で日本の大いなる発展をめざして力を合わせていきたい」と話した。

 増田氏は、21年の東京五輪では来日した選手たちと「子供たちが触れ合うことができなかった」ことを振り返った。24年の世界パラ陸上では「(19年の)ラグビーワールドカップのときと同じように、神戸の子供たちが外国の選手とみなさんと触れ合って、未来の力になってくれるようなことも考えたい」と改めて構想を語った。このほか大会のスペシャルサポーターである京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授のビデオメッセージを放映。主催者として神戸市の久元喜造市長、神戸商工会議所の川崎博也会頭、神戸市議会の安井俊彦議長があいさつした。

 東京で実際の会場に集まる「神戸のつどい」を開催したのは3年ぶり。昨年まで2年続けて新型コロナウイルス対策として、神戸市中央区に本社を置き、20日に東証グロースに新規上場するmonoAI technology(5240)が提供した仮想空間上で開催していた。今回は仮想空間上でも併催するハイブリッド方式とし、仮想空間でも約200人が参加した。(写真は仮想空間の会場から見た増田明美氏=一部を加工しています)

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